今は転職時期ですか?


 転職者数の推移をみてみると、2008年以降年々減少を続け2010年には283万人と、前年比マイナス37万人となっいます。ところが、2011年になると1万人増の284万人(推計値)、更に2012年にはやはり1万人増の285万人となっています。

 

 最近の雇用情勢や企業の経営状態等を語るとき必ずといっていいほど登場する『リーマン・ショック』ですが、この転職者数の推移をみても、やはりその影響を反映しています。リーマン・ショックが起きたのは2008年9月です。これを機に経営引締めに向った多くの企業は採用を控え、或いは縮小し、経費節減に奔走しました。中高年者の大量リストラや非正規雇用者の雇止め等を断行しました。このため、転職しようにも受け入れ先がない状態が数年続きました。

 それが徐々にではありますが2011年頃から回復基調を見せ始め、2013年に至っては派遣・中高年者等を含め、求人増が見られるようになっています。特に派遣業においては、前年同期比130%増の求人数だといわれています。個人的にはいざという時のための人員整理の対象になる派遣社員の求人と正社員の求人案件とを一緒にして求人数を考えたくないのですが、職がない世の中よりはよほどマシであることには違いありません。しかしながら正社員の有効求人倍率は0.66という数値もあり、正規雇用としての転職は狭き門といわざるを得ません。

 

 だからこそ、自分の適性を分析し、何が向いているのか、何がしたいのか、転職した先のために何ができるのか、現職に何が足りないのか、現職のどこが不満なのか、転職に向いている時期とはいつなのか、転職準備は万全かなど、あらゆる方向から検討したうえで臨むことが大切なのです。